完成見学会の回り方|見ておきたいポイントと聞いておきたいこと

完成見学会は、工務店が建てた家を、施主に引き渡す前に見せてもらえる機会です。住宅展示場のモデルハウスと違い、実際に人が住む大きさ・予算でつくられた家を見られるのが特長です。せっかく参加するなら、見るべき点を決めておくと、工務店を比べる材料になります。
参加する前に準備しておくこと
- 家族の人数、ほしい部屋の数、延床のおおよその希望をメモしておく
- 予算の総額と、建物にかけられる額の目安を家族で共有しておく
- 気になっている性能(断熱・耐震)について、聞きたいことを書き出しておく
- 写真を撮ってよいか、当日に確認する(施主の方の家なので、断られることもあります)
見ておきたいポイント
大きさと間取り:その家の延床と、家族構成を聞いてみてください。自分たちの希望と比べると、必要な広さの感覚がつかめます。
仕上げの丁寧さ:床と壁の境目、建具の閉まり具合、収納の中など、細かいところの仕上げを見てみましょう。
標準仕様とオプション:見学会の家は、施主のこだわりで仕様を上げていることがあります。どこまでが標準仕様で、どこからがオプションかを確かめてください。
断熱・耐震の性能:断熱等級や耐震等級が、その家でいくつなのか、会社の標準ではいくつなのかを聞きます。標準仕様を明示している会社は、説明が分かりやすいことが多いです。
聞いておきたいこと
- この家の総額は、本体・付帯・諸費用に分けるとどうなるか(答えられる範囲で)
- 坪単価には何が含まれているか
- 年間に何棟くらい建てているか
- 住宅瑕疵担保責任保険への加入や完成保証の有無、工事代金の支払い条件
- 完成までの期間(土地ありで設計3〜5か月、工事4〜6か月、合計8〜12か月が目安です)
当日の回り方
見学会の家に着いたら、まず外から全体を見て、家の向きと窓の配置、隣の家との距離を確かめます。中に入ったら、玄関から暮らしの動線に沿って歩いてみましょう。キッチンから洗面・浴室への動き、洗濯物を干す場所までの距離、収納の位置など、毎日の家事を思い浮かべながら回ると、間取りの良し悪しが分かりやすくなります。
季節が合えば、室内の暖かさや涼しさも体で感じてみてください。断熱の性能は数字だけでは実感しにくいので、見学会はそれを確かめるよい機会です。窓のまわりや北側の部屋の温度の感じ方も比べてみましょう。
複数の見学会を比べるコツ
いくつかの会社の見学会に参加する場合は、同じ項目をメモしておくと比べやすくなります。延床、総額の考え方、標準仕様の等級、年間の棟数、担当者の説明の分かりやすさ、の5つ程度に絞っておくのがおすすめです。帰ったらその日のうちに家族で感想を話し合っておくと、記憶が新しいうちに比べられます。
見学会のあとの営業について
見学会は、工務店にとって新しいお客様と出会う場でもあります。アンケートに連絡先を書くと、後日連絡が来ることがあります。比べている段階であれば、そのことを伝えておくと安心です。
何社も回る前に
気になる工務店をいくつも回ると、そのたびに同じ説明を聞き、同じ話をすることになります。工務店えらびでは、予算・土地・希望エリア・性能・好みから、確認項目を満たした工務店を1社(最大2社)ご紹介し、完成見学会か事務所での面談をご案内しています。見学会の希望は、相談フォームでお知らせいただけます。
